皆様、美しい信州の山々は、まぶしいような新緑から次第に深みを増して来ており、まもなく再び暑い夏が巡って来ようとしています。
私たちの長野県では、2000年までの40年余り、私たちにその責任の一端があるのですが、一部の人たちの利益が優先された県民不在の県政が、わずかな人たちの決定によって行われてきました。しかしその年の夏、田中康夫氏を候補者として得た私たちは、ようやく県政を自分自身の身近な問題として考え行動する機会を得て選挙に参加し、田中康夫氏を知事として迎えることができました。
以来、2期6年間にわたり田中知事が打ち出した多くの画期的な改革により、長野県は確かな未来に向け一歩一歩、歩み続けています。1兆6400億円にのぼる借金と、その利息として毎日毎日1億5千万円もの支払に追われ、破綻寸前の緊急事態であった県財政は、全国において唯一5年連続で借金を減らすことに成功し、着実に崖っぷちから遠ざかり始めています。
地域や弱者にしっかり目を向けて政策を見直し、土木費を削減し福祉と教育を充実させたことも、220万県民が主人公の県政への移行が進んでいることを示しています。若年者や障害者の就業支援、30人学級、やみ金業者の銀行口座の閉鎖などの施策は全国から注目されました。
また、理念としての「脱ダム」宣言は、コンクリートに依存し永遠に抜け出せない泥沼に陥りつつあった治山治水の方針を、自然本来の力を活用した未来志向の方針へと画期的に転換するものとして、全国的に高い評価を得ました。
豊かな自然環境を信州の大切な宝として位置付け、観光や農業を重視した積極的な施策も充実してきました。
しかしながら全ての改革が成功したわけではなく、改善を加えながら進めなくてはならないもの、あるいはまだ手をつけたばかりで、これから推進しなくてはならないものもまだ多くあります。改革の歩みを緩めれば流されます。わずかな油断を、かつての長野県を懐かしむ人たちが狙っています。
県民の皆さん、自律的に考え行動する県民として、仕事の中であるいは生活の中で、できることから取り組んで、確かな未来をともに築いて行きましょう。
40年余りにわたる暗黒の県政の末にようやく得ることができた田中康夫知事とともに、より良い信州・長野県のために、もっともっと先まで歩んで行きましょう。
2006年6月7日 プレスリリースより
飯山再生ネット準備会
改革みのわ準備会
勝手連・諏訪
北信濃おんなしょの会
県政を考える信州上田庶民の会
コモンズ佐久
塩尻勝手連
信州勝手連・長野準備会
千曲川勝手連
千曲市勝手連
ながの改革応援団
波田町勝手連
原村勝手連
松本河西部勝手連
松本庄内勝手連
もっと前進・田中県政安曇野応援団